ゴリンですが、3月の山梨遠征時、腰痛で動けなくなり、近くの整形外科で診察を受けましたがレントゲン写真では異常がなく様子を見ていましたが、Sトレーナーに精密検査を勧められ総合病院を受診しました。レントゲン写真ではやはり異常はありませんでしたが、MRI撮影にて腰椎疲労骨折と診断されました。硬性コルセットを作製し固定して全治3ヶ月。1ヶ月位で骨折は付き痛みも無くなるらしいです。
先生との話の中で、痛くても動けるので、無理をすれば野球をできるかもしれない。
しかし、無理をすると骨折が広がる可能性がある。ひどくなると最悪の場合手術をしなければならなくなる。
3年生ということでこれからが集大成。絶対ひどくなるという確証はない、気持ちはわかるので痛みが引けば試合に出ても良い。社会人バレーボール選手は皆同じような症状を抱えながらプレーしている。家族で相談して決めると良い。
平日は、陸上部で走り込み。休日は野球。手を抜いてやるタイプではないので、無理が重なったのでしょう。
診察室から出ると顔を覆い、泣き出すゴリン
電車で自宅へ帰そうと思ったのですが、放っておけず急遽午後休みをとり、自宅まで車で送ることにしました。何となく自宅を通り過ぎドライブ。久しぶりに二人で真剣な話をしました。
車の中でもずーっと泣いていましたので、気持ちを聞くと・・・
「冬場の基礎トレーニングを終えてグランド練習、関東大会開幕、全国大会予選と3年生で、さあこれからというときに何で・・・」「だいぶ痛みは引いてきたけど、このまま試合にでても力一杯できないのでチームに迷惑がかかる」「1桁背番号をもらったからには責任がある。選手や監督・コーチにも申し訳ない。」「みんなすごくうまくなってきている。休むと抜かれてしまう。練習したい」「父さん、母さんにいろいろ協力してもらっているのでグランドで活躍する姿を見せてあげようと思っていたのに・・・」と
親のことまで心配するとは、成長したものだなとこちらももらい泣き
私が親の立場から、こうした方が良いと言うことは簡単ですが、ゴリンの気持ちを大切にしたいと思ったので、あえて言わないことにしました。
ゴールは、まだ先!高校野球やその上で野球をやるなら、今無理すべきではないということはわかっていますが、3年間の努力を無駄にしたくない気持ちも痛いほどわかります。
そうはいってもまだ中学生。自分で結論を見つけるのは酷も知れません。
息子よ
これは試練だ!!
きっとこれからの人生でこの経験が役にたつ時がくる。
じっと耐えよう。いつもと違う立場でチームを支えよう。客観的にチーム全体を見てみよう。そして思ったことを口に出してみよう。
そうすれば、きっとチームは変わる。もっと良いチームになる。
選手のみなさんへ
心配してくれてありがとう。
しかし、スポーツに怪我はつきもの、同情はいりません。逆に自分のチャンスと思ってどんどんアピールしよう。そうすることで、チームが活気づき全体で強くなれると思います
保護者の皆さんへ
いろいろご心配をおかけして申し訳ありません