7月27から行われた東北大会。
皆さんのご協力で準優勝という見事な結果を残すことができました。
今週末から始まる横浜市長旗杯はありますが、何人かの選手が都合により出られませんので、3年生全員が参加できる大会はこれが最後、藤岡主将からも同じ言葉が聞かれ気合いも入っていました。
3年生は、野球に対する意識は相当高く、週末だけではなく、平日も近所の選手同士集まって練習したり、個人で相当量の素振りをしたり、一生懸命練習をしたにも関わらず、残念ながら結果を残すことができませんでした。
選手権大会予選、関東大会予選においても、実力が発揮出来ず選手たちも苦しい思いをしてきました。
1回戦で所沢ボーイズさんに勝って勢いに乗ると、2回戦の城東ボーイズさんには、ボーイズリーグ全日本メンバーがいましたが、見事に撃破。
3回戦の会津ボーイズさん、準決勝の仙台ボーイズさんの投手も球威がありいい投手でしたが勢いそのままに連勝。決勝の郡山中央ボーイズさんの投手も切れがあるいいボールを投げていましたが今大会は、打撃が絶好調。特に、藤岡、井出、佐藤、宮川、今井と続く上位、中軸打線は破壊力抜群。手が付けられないほどでした。決勝戦も安打数で上回っていました。
守備も失策はありましたが、堅実な守備を見せ対戦したどのチームよりも安定感がありました。どの場面でも、選手たちはいきいきと動き回り、成長した姿に涙があふれてきました。
決勝戦は、宮川が今期一番の出来で相手を全く寄せ付けず、終盤まで1対0でしたが、追いつかれ、最終回サヨナラ負けと悔しい結果に終わりましたが、選手たちはそれぞれの立場で精一杯頑張ってくれました。
特にサポート役の選手たちの活躍を皆さんに是非お伝えしたいと思います。
ボールボーイやバットボーイ、試合前ノックの補助、ベンチ内整理など嫌がらず率先的にやってくれました。そんなサポート選手に、グラブやタオルを渡された試合に出ている選手が、自然に「ありがとう」。私も、サポート選手に「ありがとう。悪いな」と言うと笑顔で胸を張って「大丈夫です」
また、エラーしてベンチ内で泣いてしまっている選手の肩をたたいてを盛んに励ましたり、試合後や後日聞いた話ですが、代打を送られてしまった選手が、自分の代わりに守備に入る選手キャッチボールをしたり、大声で応援したり。試合前練習で具合が悪くなってしまい、試合中ベンチ外で休んでいた選手の打撃手袋をはめて打席に入った選手もいたようです。お互いに思いやる気持ちがたくさんあるこのチーム。このチームは本当に良いチームになったのだなあと改めて思いました。
19人の誰が欠けてもこの結果は得られなかったと思いますし、全員が銀メダリスト
メダルをかけてもらっている全ての選手の晴れやかで清々しい顔が本当に印象的でした。
ここまで成長させていただいた代表、監督を始め峯村コーチ、清水コーチに感謝、感動をもらった選手に感謝、保護者の皆さんを始めお世話になった全ての皆さんに感謝。
私は、初めてコーチとしてベンチ入りしましたが、高校生以来??約30年ぶりに声を出しすぎて声が出なくなってしまいました。
年甲斐もなく、勝手に騒ぎ過ぎて、監督、代表にはご迷惑になってしまっていたかもしれません。申し訳ございません。
今回、保護者も選手の実力は認めていながら、最終日までは勝ち残ることを信じられず、2泊3日の予定を組んでしまい、選手のみんなごめんなさい。
そんな、うれしい誤算の中、試合そっちのけで、旅行会社とのホテル調整をしていただいた会計部長さん、帰りの選手の送迎のために、ひとりでマイクロバスを運転してきてくださった副会長さん、自家用車を夜通し運転してくださった企画副部長さんを始め、最終日ホテルやバスがない最悪の状況を保護者のみなさんの見事な連携プレーで打開していただきました。保護者の皆さんの結束力にも感動しました。
文章を書きながら思い出してグッときてしまうほど、“泣き虫な保護者会長”より改めて皆さんにお礼申し上げます。